GSワンダーランド
[2008. 映画]
▼ 出演 ▼
栗山千明 石田卓也
水嶋ヒロ 浅利陽介
三倉茉奈 三倉佳奈
武田真治 温水洋一
岸部一徳 他
予告編
かなり久しぶりに 映画館で映画を見ました~。 最後に見たのがXファイルザムービーだから、なんと10年ぶり! 今回見に行った大きな動機は、この作品の主題歌が 筒美京平 さんの最新作だから。 ま~あとは音楽映画だし、懐いし、わりと近所で上映してたので。
面白かったです。 冒頭 “ ジョンとリンゴが秋田に来てます! マジっすか!” でツカミはオッケー、 残りは栗山さんがオイシイとこ全部もって行きました(笑)。 それからタイツメンによる主題歌もイイ!幾つかあったライブのシーンでは 映像と音楽が見事にマッチしてました。 逆に ボイストレーニングのシーンで 講師のピアノがタドタドしかったのが気になっちゃいましたけど、そこは愛嬌。 ビジュアルは当時 (1970年辺り) のもので 日劇なんかはCGも使ってるそうですけど、演者の口調やノリは “ てゆーか ” などの言い回しやノリツッコミが今風で、ターゲットは意外と若い層なのか?と感じました~。もちろんリアルGS世代にも楽しめるよう、当時の曲が使われてたり 岸部一徳や湯原昌幸も出てるんだろうけど。 … 平日の初幕とはいえ4人て!
Life+5 [1995. Swedish Pop] 試聴する
Cardigans
“学生の頃よくFM(ラジオ)聴いてたな~” って人多いと思うんですけど 僕も例外に漏れずで、中1の頃ヘビーローテーションしててすっかりハマってしまったのが このアルバムです。 最近久しぶりに入手して聴いてるんですけど、 これがなかなか良くて。 タンバリンなどの楽器的にも、このポップさは ピチカート・ファイブ に似たものがあるな~と思っていたら その通り、 “北欧のシブヤ系” と言われていた時期もあるそうです。
ボーカル ・ ギター ・ ベース ・ キーボード ・ ドラム という生バンドの基本構成で、変拍子の曲が多いけど 可愛らしいポップな音源や 柔らかい音の管楽器を使っていて、 馴染みやすいキャッチーなサウンドです。 プロデューサーの トーレ・ヨハンソン が手がけた 原田知世 のシングルもオススメ。
『ロマンス』 原田知世 の PV を見る
MUSIC FROM THE EDGE OF THE UNIVERSE
吉澤はじめ [2005. Club Jazz] 試聴する
先回に引き続き、経済ニュース番組 「 ワールドビジネスサテライト 」 で良く聞く曲が収録されたアルバムの紹介で~す。 吉澤はじめは 元 モンドグロッソ のキーボーディストであり、作曲やアレンジなども手がけてワールドワイドに活躍しています。 … ニュースで良く聞くのは2曲目と3曲目で、液晶テレビ ・ DVD ・ ブルーレイディスク などの 家電系新技術のバックで使われることが多いです。 どちらの曲も、ストリングス (弦楽器) のアレンジや ラテン系のテイストが モンドグロッソ = 大沢伸一 と似たようなカンジ。さすが?モングロで音を担当してた2人だけのことはありますね (笑) 。
後半 鍵盤ソロあり ( 動画移動後の場合は御了承下さい )
過去記事 … 新技術に相応しい BGM 。 ~ その1 ~
Best Tracks 1993-2000 Simply Sounds
Soul Bossa Trio [2001. Club Jazz] 試聴する
クラブ ・ ラテン ・ アシッドジャズ系 アーティスト、ソウルボッサトリオの 初期ベスト盤です。 豪華ゲストを迎えたり 打ち込みもあるので、トリオという感じではありません(笑)。 昔良く聴いてたんですが、最近やたらニュースで流れるので 思い出して聴いてます。
そのニュース番組とは、月曜~土曜の23時からテレビ東京で放送されている 「 ワールドビジネスサテライト 」 通称 WBS です。 大学に通ってる頃 学部長が見ろと言うので見始めて以来 ほぼ毎日見てます。パソコンやケータイ、ゲーム機、デジタル家電など IT ・ 経済系ニュースがメインの番組で、ゲスト識者のコメントも興味深くて楽しめます。
ソウルボッサトリオの曲が使われるのは デジタル新技術などのバックが多いです。アルバム1曲目の 「Tell Me A Bedtime Story」(ハービー・ハンコック作曲) など 週に何回使われてるのかと思う程。 … ユニットは現在 トリオを解消して、ゴンザレス鈴木のソロプロジェクトになってます。曲調をガラリと変えて、スローな癒し系でやってるらしいです。
関連記事 … 新技術に相応しい BGM 。 ~ その2 ~
DREAM [1999. Bossa Nova]
小野 リサ 試聴する
日本人でボサノバと言えばこの人、小野リサがジャズのスタンダードなどを ボサノバにアレンジして歌っている名盤です。ムーンライトセレナーデ、ナイトアンドデイ、インザムード などを アコースティックなアレンジで、甘~い声で歌ってくれます。ウ~ン、癒し系。 … 先日紹介した島健のアルバムに収録されている 「CHATTANOOGA CHOO CHOO」 ( ゴスペラーズとのセッション )のボサノババージョンも 楽しげでイイ感じです ( 試聴ではイントロしか聴けませんけど )。
アーティスト過去記事 … 島健
大追跡 MUSIC FILE (vol.1) [1992. Inst]
大追跡 MUSIC FILE vol.2 [1997. Inst]
1978年に放送された刑事ドラマ 『 大追跡 』 のサントラです。作曲は、 ルパン三世 や 犬神家の一族 などテレビ・映画音楽の作曲家として、最近では演奏家としても活動している大野雄二。 この大追跡のテーマは 2002年に発売された 「 俺たちのメロディ 」 というドラマコンピレーションアルバムで初めて聴いたんだけど、それはもうルパンにクリソツでニヤリ(笑)。
しかも 演奏もルパンと同じ You & Explosion Band で、16分音符の2連発フレーズや 弦がメインとなるサンバ調の中盤など 構成まで似てますが、そんな事ものともしない程の存在感とカッコ良さを持つ逸曲です。 「 夜景 」 という曲も これまたルパンチックで面白い。
ビバップ の動画が似てるけど
よくある構図だし気のせいか。
ブルースブラザース [1981. 映画]
出演: ジョン・ベルーシ ダン・エイクロイド アレサ・フランクリン 他
予告編 (英語)
実在する ブルース・ソウル・ファンク系バンド、 ブルースブラザースの ジョン・ベルーシ と ダン・エイクロイド が主演を勤めた音楽コメディ映画です。ストーリーは ヒネリ もなく至ってフツーですが、万国共通の 音楽 & 笑い で 押せ押せ の映画であり、 例えば 『サウンドオブミュージック』 のような王道ミュージカルが嫌いな人= “ 生活シーンなのにイキナリ歌いだすのが意味分からん ”と言う人にもオススメの映画です。
見所はたくさんありますが 個人的に好きなのは、 ジェイクとエルウッドが教会でバンドに目覚めるシーンや、バンドに復帰しようとするメンバーを奥さんが問いただすシーン、楽器屋で 突然店員が演奏を始めるシーンなどなど。
そして、何といっても豪華なアーティスト陣。 例えば上記のシーンでは、教会の神父にジェームズ・ブラウン、バンドメンバーの奥さんにアレサ・フランクリン、楽器屋の店員にレイ・チャールズ。 それぞれイイ味出してますが、ジェイク達が楽器屋に入ったときの レイ・チャールズの動きが特にサイコーです(笑)。
CHASE [1971. Brass Rock] 試聴可
CHASE
大事なアーティストを ジャンルごと忘れていました~。 ブラスロックの代名詞的バンド:チェイスが1971年にリリースしたデビューアルバムです。 チェイスとは、メイナード・ファーガソン や ウッディ・ハーマン楽団での経験を持つ比類なきトランペッター : ビル・チェイスが中心となって結成されたバンドで、 編成は ギター・ベース・キーボード・ドラムに4本のトランペット+ボーカルの9人という、まるで ビッグバンドから サックスとトロンボーンセクションを抜いて ボーカルを足したようなバンドであり、もちろん4ビートジャズも おまかせな敏腕集団です。
チェイスといえば 5曲目の 『 GET IT ON 』 ( なぜか邦題が 『 黒い炎 』 )。 日本では “ ゴッドねーちゃん ” こと和田アキ子 や エリック宮城などのアーティストがカバーしてたり、テレビでも良く使われているし、あと フレーズを頂いちゃってる曲もたくさんあります。 以前紹介した大人のジャズアニメ “ カウボーイビバップ ” のオープニング曲も 後半のホーンが似てるような気がするし。 … かなりウロ覚えですけど、昔 ジャングルTV のエンディングで使われてたダンスの曲が、ブルースブラザースの 『 I Can't Turn You Loose 』 をベースに 最後は 『 GET IT ON 』 で締めくくるようなナイスな曲でした。 再放送希望~
過去記事 … ファーガソン エリック宮城 カウボーイビバップ
Doo Bop [1991. Club Jazz] 試聴する
Miles Davis
世界一有名なジャズトランペッター:マイルス・デイビスのラスト作品です。 名盤とされるマイルス作品は何枚か聴いたんですが …、ウ~ム 難解。(´~`;) なにしろマイルスは “ジャズ界のピカソ” と呼ばれる事もあり。凡人には理解できないのか、ただ個人的に好みが合わないのか …。
さて、そんな(?)ジャズ界の先駆者・異端児であったマイルスが 亡くなる同年にリリースした この作品は、 DJ イージーモービーをプロデューサーに迎えた ノリノリヒップホップジャズです。基本的には、イージーモービーのラップ&打ち込みトラックに、マイルスのミュートトランペットが重なるという形。クール&ザ・ギャングやジェームス・ブラウンのサンプリング音源も使ってるらしいです。
オマケ動画 ( 動画移動後の場合は御了承下さい )
動画は 作曲者ハービーハンコックも参加してのウォーターメロンマン。マイルスをジ~ッと見つめながら、ショルキー (ショルダーキーボードの略) でトランペットのような音を出してます。ベンドを巧みに使って、マイルスに猛烈アピール!(笑)
JOY RIDE [1998. Inst]
山弦(やまげん)
夏いッ! 暑い夏にカレーを食う!ハードロックを聴く! というのも有りですが、暑い夏にこそ涼しい音楽を聴こう! ということで、山弦の紹介です。 山弦は、プロデューサーやコンポーザー、アレンジャーとしても活躍する小倉博和と佐橋佳幸によるギターデュオです。
様々なミュージシャンのライブやレコーディングに引っ張りダコの、超一流ギターリストな2人が組んだ、夢のギターデュオ山弦。その名前の由来は、彼らのライブステージには 山のように弦楽器が並べられているからだとか。
ギターデュオと言えば ゴンチチ や デパペペ なども挙げられますが、ゴンチチさんは癒し系過ぎるし、デパペペはヤングなパワーで押せ押せなので、ジャズやフュージョン、歌ものバンドなどを多彩にこなす山弦をオススメします。2人の演奏が 左右のチャンネルに振り分けられて録音されている点も聴き所です。 …山弦は深いです。ここ数年の若いインスト系グループは、ジャカジャカかき鳴らすだけだったり、同じメロディを複数の楽器でなぞるだけのワンパターンなグループが多いですが。